PAUILLAC DE CHATEAU LATOUR, 1987

シャトー・ラトゥールの歴史は、1855年に第一級グラン・クリュ・クラッセに認定され、14世紀に百年戦争中に建てられた要塞塔から始まります。16世紀末まで、ラトゥールは共同領主制のもとにあり、一部の土地はすでにブドウ栽培に使用されていました。18世紀に入り、マルキ・ニコラ＝アレクサンドル・ド・セギュールがこのドメーヌを取得し、ワイン造りの冒険が加速しました。1993年以降、フランソワ・ピノーが93％、セギュール家の相続人が7％を所有しています。

1989年から、シャトー・ラトゥールのポイヤックは毎年、若いブドウの木と、あまり名声のないテロワールに位置する区画から生産されています。平均して、新しい樽の20％が使用され、45％がメルローです。果実味豊かで、グラン・ヴァンよりも親しみやすく、シャトー・ラトゥールのスタイルへの素晴らしい導入となります。